新型コロナウイルスに罹患された方、体調を崩されている方、影響を受けられている方へ、謹んでお見舞いを申し上げます。コロナショックにより、人材ビジネス事業にも売上高の減少という影響が出ております。また、コロナショックは今後も続くことが予想されるため、減少した売上高を再生するための出口戦略を立てることが必要です。出口戦略を立て、コロナショックに対応していきましょう!
1.コロナショックによる景気・雇用状況の変化
有効求人倍率を見てみると、2019年12月の1.57倍から毎月減少が続き、2020年6月には1.11倍となり、約半年で0.46ポイントも落ち込んでおります。
(※有効求人倍率とは求人数を求職者数で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料のことです。)
コロナショックにより企業の採用活動が消極的になり、景気が悪化していることがうかがえます。
厚生労働省「一般職業紹介状況について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00041.html
2.コロナショックによる人材ビジネスへの影響
コロナショックの影響により、多業種、多業界で経営不振という状況が続いております。
そのため企業は、人材採用に資金を割く余裕はなくなり、求人数は落ち込みます。
その結果、人材ビジネス事業の需要が低下し、業績が悪化しております。
以下のグラフは、2020年1月から2020年5月にかけての職業紹介・労働者派遣業の売上高の推移を表しています。
コロナショックの影響により、短期間で大幅に売上高が減少していることがわかります。
コロナショックによる影響に臨機応変に対応し、先を見据えた対策をすることが求められているのです。
総務省統計局「サービス産業動向調査」
http://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m2005.pdf
3.コロナショックにおける出口戦略とは
人材ビジネス事業にとっても、コロナショックによる売上の減少をどのように立て直すか、という出口戦略を立てることが必要となります。
①売上が伸びている業種・業界に絞った人材派遣・人材紹介
コロナショックの影響で、多くの業種・業界で売上が減少しておりますが、中には売上が伸びている業種・業界もあります。
売上が伸びている業種・業界は、コロナショックによる特需で、人材不足となっていることが予想させます。
このような業種・業界に絞って人材派遣や人材紹介を行なうことで、コロナショックによる影響を逆手に取り、売上を伸ばすことにつながります。
②リモート面接の導入
コロナショックにより、求職者と現地で面接をすることが難しい状況となっております。
そこで、オンラインで面接をすることができるリモート面接の導入をおすすめします。
面接をリモート化することにより、オンラインで採用活動をすることができ、業務の効率化・経費の削減にもつながります。
4.出口戦略を立て、コロナショックに対応していきましょう!
コロナショックにより、人材ビジネス事業の売上にも影響が出ております。
また、コロナショックは今後も続くことが予想されるため、出口戦略を立て、売上を再生する必要があります。
ご紹介した戦略を導入し、コロナショックに対応していきましょう!
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参考文献
【新型コロナ対策】コロナ不況下だからこそ実践したい求人メディアと流入経路の「多様化」https://www.jinzai-business.com/situations-vacant-media
【新型コロナ対策】人材ビジネス企業の課題・解決法をご紹介https://www.jinzai-business.com/295