いつもありがとうございます。船井総研人材ビジネスグループ・ソリューション開発グループです。
本コラムは、人材派遣会社様・人材紹介会社様はもちろん、主に時流の新規事業をお探しの経営者様・幹部様向けの記事です。
採用活動の救世主であり、高収益な一挙両得事業として、「AIを活用した採用仲介ビジネス」への新規参入と成功のポイントをお伝えいたします。
有効求人倍率の推移と都道府県比較
有効求人倍率(=求職者1人あたりの求人数の割合)が全国的に低下し、「買い手市場」への変化や「人余り」状態が続いているとされるコロナ禍。
売上減少で人件費を賄いきれず「人員削減」や「廃業」に追い込まれるケース、業績悪化で「内定取消」といったケースも発生しています。
しかしそのような現象は、全国的に、客観的に、顕著に目立っているものなのでしょうか?
厚生労働省発表の都道府県別での有効求人倍率を分析すると、パンデミックから早1年半、有効求人倍率は全国的に上昇傾向にあります(2021年7月時点で全国平均1.15倍(昨年9月1.04倍)。
また下図より有効求人倍率1倍を超えている都道府県(赤い棒グラフが該当)の方が多い、ということが分かります。(最高:福井県1.79倍)
<都道府県別の有効求人倍率推移>
つまり全国的にはコロナ禍でも「人手不足状態」が続いているのです。
そこで「人手不足」だからこそ成長する新規事業の1つとして「採用仲介ビジネス(人材紹介ビジネス)」がございます。
人材紹介ビジネスは現在成長中の事業
「コロナ禍で人材紹介のニーズは減少傾向では?」とお考えの方も多いかと思いますが、
前述の有効求人倍率の推移データ等の通り、「人手不足状態」は今後も続き、かつ日本の「超高齢・人口減少社会」において、人材紹介ビジネスは「現在成長中」の事業といえるのです。
また業界未経験の方・会社でも、コロナ禍だからこそ押さえたい下記ポイント(一部)を理解した上で新規参入を行えば、この先基幹事業の1つとして成功する可能性が高まります。
◆紹介のニーズが高い業種・職種に紹介対象を絞る
◆対象の商圏・エリアを絞る
◆多種多様なチャネルを使って人材募集体制を強化する
◆営業体制を見直す
紹介ニーズの高い業種・職種の例としては介護・医療業界、ITエンジニア人材等が挙げられますが、紹介する人材をどのように募集すれば良いのでしょうか。
人材募集戦略:デジタルマーケティングや営業DXの推進
下図のように、導線戦略として複合的な母集団形成を実施し、受け皿戦略として流入や応募数を最大化させること、
マーケティングの自動化等「営業面のDX推進」を行うことで、人材募集体制を構築・強化することができます。
コロナウイルスも変異株が次々と出てくる中、経済活動は絶え間なく続きます。
そうなれば、人材採用のニーズは更に高まり、「超人手不足」の課題がより表面化していくことでしょう。
中長期的な視点で、既存事業や自社の戦略を見直すことや、成長期の新規事業への参入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:コラムに関連した最新のセミナー情報
この度船井総研人材・ものづくり支援部とDX推進室では、成長期の新規事業:人材紹介ビジネスへの新規参入を主な題材としたWebセミナーを2021年10~11月に開催予定でございます。
本コラムでは十分にお伝えし切れなかった、コロナ禍での新規参入方法や事業成功のポイント、人材紹介ビジネスの成功事例について、詳細に解説をさせていただく予定でございます。
この機会にぜひ下記詳細をご確認いただき、Webセミナーへのご参加をご検討くださいませ。
<Webセミナーの詳細・お申込みは下記リンク先からご確認ください。>
(特設ページに遷移します。)
⇒https://www.funaisoken.co.jp/seminar/077907
【開催概要】
※全日程オンライン開催、お時間は13:00~15:30を予定しております。
2021年10月29日
2021年11月8日/16日/24日
【講師】
◆株式会社DANDL(ダンドル)代表取締役 田中 教善 氏
◆株式会社船井総合研究所 DX支援本部 副本部長
兼 DX推進室 マネージング・ディレクター 山根 康平
◆株式会社船井総合研究所 DX支援本部 人材・ものづくり支援部
人材ビジネスグループ マネージャー 安本 哲弥
◆株式会社船井総合研究所 DX支援本部 人材・ものづくり支援部
ソリューション開発グループ リーダー 濱﨑 亮輔
<Webセミナーの詳細・お申込みは下記リンク先からご確認ください。>
(特設ページに遷移します。)
⇒https://www.funaisoken.co.jp/seminar/077907