専門職に特化した人材紹介が介護、医療業界の人材不足を解決!

そもそも人材紹介とは

人材紹介は有料職業紹介業ともいわれ、厚生労働省の許可を受けて職業を紹介する業務です。
特徴としては、求職者と求人者に雇用契約が結ばれた時点で、紹介した企業から報酬が入ります。下記の図が人材紹介業のビジネスモデルです。

特化型人材紹介とは

特化型とは、取り扱う業界を一つに絞り、その職業専門で人材紹介をする企業のことです。
資格が必要な職種や、ある程度のスキルや経験が必要な専門性が高い事業を、特化型人材紹介で扱うケースが多いです。
また企業によっては複数の専門職種を取り扱っている場合もあります。

特化型人材紹介のメリット・デメリット

次に特化型人材紹介にする上での、メリット・デメリットについて挙げます。


新たに特化型人材紹介として立ち上げる際は、採用ニーズが長期的に高い職種、かつ求職者の職業へのハードルがそこまで高くない職種を選ぶことが大事です。
人材を育成できる体制、知識が十分にある場合は、あえて専門性の高い職種を取り扱うのも他社との差別化を図るうえで効果的です。

医療・介護専門の人材紹介について

2017年現在では医療、介護業界の人材不足が社会問題になっています。
その中でも、効果的に事業を運営しているのが、まさに医療・介護に特化した人材紹介です。

医療業界は、もともと求人ニーズが高い業界で、従事者側も年収や雇用形態の不満から別の職場に転職希望することが多いのが特徴です。
そのため企業、求職者の両面から人材紹介の需要が高く、医療専門の人材紹介企業も増えてきています。
しかし医療系人材紹介会社には、業界の知識と情報が必要で、求人案件を紹介するうえでも医療業界での就労経験を持つコンサルタントや常に新しい情報を収集できる病院や企業とのコネクションが必須になります。
そこを強味としている企業が多く、サービスの特徴としては、年収アップに強い会社や首都圏、地方などの地域ごとの病院に強い会社などがあります。

介護業界も、資格が必要ということやハードな仕事のイメージからか長期間、現場スタッフの人材不足が問題になっています。
その中、介護職特化の複数の人材紹介会社が業界未経験者向けの資格取得サポートや友人紹介によるキャッシュバックキャンペーンを行っており、求職者への手厚いバックアップを実施しています。
介護の人材紹介では、正社員からアルバイト・パートまで働き方に合わせた紹介ができるため、女性の転職や出産後の社会復帰などで介護職の人材紹介を利用する求人者が増えています。
また、政府の介護業界への処遇改善が進んでいることも、介護職への転職希望度が上がっている要因の一つです。

このように通常の人材紹介と違い、特化型の人材紹介では業界への知識や資格取得サポートなどの付加価値、または人材育成のフェーズが必要です。
そういった専門性の高さが企業の信用につながり、転職希望者の獲得につながっています。

特化型人材紹介の一例

そのほかどのような職種の特化型人材紹介があるのか調べましたのでご紹介いたします。


※図は筆者が特化型人材紹介の事業所の数を調べ、必要資格、スキルをもとに分布したものです。また記載がある業種は、人材業界で多く取り扱われているものをピックアップしており、特化型人材紹介を簡易的に表している図ですのでご理解ください。

それぞれ丸の大きさが、その業界の特化型人材紹介会社の数を表し、横軸は働く上での資格の有無、縦軸はスキルや経験の有無を示しています。
医療・介護のほか、IT系やデザイナーなどのスキルが必要な専門職種が多い結果となりました。また、グローバル人材に特化した人材紹介が非常に多く、中には介護業界にグローバル人材を紹介する超特化型の会社などもありました。

特化型人材紹介は今後どうなる?

医療・介護業界のように人材不足問題を抱えている様々な業界を、今後、人材紹介をはじめとする人材サービス業界が解決していくことが予測されます。
また、専門職をキャリアパスとして考え転職する人が増えているため、人材サービス業界でも特化型の人材紹介会社の普及が見込まれます。

業界としては、人材紹介会社が平成19年度~27年度の間で約2割増えていて、今後もその数が増えていくことが予測されます。その中で特化型人材紹介は、他社との差別化をはかる一つの手段として一般的に普及していくと思われます。


出典:厚生労働省『平成27年度職業紹介事業報告書の集計結果』
厚生労働省『平成23年度職業紹介事業報告書の集計結果』

今現在人材紹介業をしている方で業績アップを考えられている方や、業界経験を経て新たに事業を立ち上げようと考えている方には、特化型人材紹介をお勧めいたします。

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