いつも本Webサイトのコラムをお読みいただき、ありがとうございます。株式会社船井総合研究所(船井総研)人材ビジネス支援部です。
「求人募集をかけても応募が来ない」「年々、応募単価が高くなっている」このような状況になっていないでしょうか? 少子化の進行と労働人口の減少から、「人材募集」は多くの企業の課題となっています。そんな中、“DX”(デジタルトランスフォーメーション)の力で成功している事例がありますので紹介します。
【基本が重要】前提となる人材募集の2つの戦略
まず、本題に入っていく前に、WEB上で人材募集をする際の基本概念を抑えておきましょう。ここでは2つのWEB戦略を抑える必要があり、それは導線戦略と受け皿戦略です。
①導線戦略とは、転職希望者を“どこから”集めるのかを設計することです。
例:Google広告、indeed、求人ボックス、スタンバイ
②受け皿戦略とは、転職希望者を“どこに”集めるのかを設計することです。
例:求人サイト、LP(ランディングページ)、SNS
以下、イメージ図。
人材募集を成功させるためには、この2つの戦略をいかに設計するかが重要になってきます。
いまさら聞けないDXとは?
“DX”という言葉は、昨今、経済省を中心に日本でも注目されています。今回のトピックは「人材募集DX」なので、改めてその意味について理解をしておきましょう。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの訳で、
2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマン教授が提唱した
“ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる”という概念で
これを日本の経済産業省が、再定義したものになります。「ITを利用した変革」という程度で理解しておきましょう。
【最新事例】人材募集DXとは?
ここでは、ITを利用した人材募集の事例を2つ紹介します。
①クローリングサイト
クローリングサイトとは、自社のコンテンツ制作・収集には限界があるため、他のWEBサイトに掲載している情報を全自動で収集・制作するシステムです。このシステムは、“仕事探しはindeed”のCMでお馴染みのindeedでも取り入れられています。
クローリングサイトの事例(浜松静岡介護求人センター)
https://hamamatsu-shizuoka-kaigokyujin.com/
※ハローワークの何千件もの膨大な求人情報を全自動で収集・掲載しています。
この仕組みにより、SEO対策とサイトブランディングを実現して、圧倒的なアクセス数数を得ることに成功しています。
②リクルーティングクラウド
リクルーティングクラウドとは、WEB上の散らばった広告の情報を集約・比較するシステムであるアドテクを取り入れた自動出稿システムです。
リクルーティングクラウド
https://www.hr-force.co.jp/recruiting-cloud
詳細は上記のURLからご確認ください。
indeed、求人ボックス、スタンバイといった主要な求人検索エンジンを含む、合計150媒体以上の求人ネットワークと連携していて、6000社の事例から、今、どこに連携させるのが最適なのかをシステムが自動で選択し出稿します。
このように、日々進化し続ける人材募集ですが、大事なのは実績に基づいた正しい方法を知るということです。今後も全国、数多くの実績をもとに、人材募集のメソッドを配信していきますのでご期待ください。ここまでお読みいただきありがとうございました。
セミナーのご案内
最後に、セミナーのご案内です。
「人を集め、企業にご紹介をする」仲介業である「人材紹介事業」の新規立上げセミナーで、最先端の人材募集DXについて、より詳細にお話しますのでさらに詳しく知りたい方はぜひご参加ください。
(セミナー内容一部抜)
①後発の事業参入でも、大手との差別化を図る事業戦略
②新規取引を増やすために営業マンに与えている裁量権の範囲
③業界未経験者でも月間200求人の新規獲得ができる営業スキーム
④受注率を最大化する人材会社のテレアポ必殺トーク
⑤求人サイトのSEO順位を全自動で引き上げるクローリング機能
⑥求人特化型検索エンジンの最新動向と、運用効率を上げる対策
⑦同じ予算でも応募が倍増するベネフィットライティング
⑧売上を安定化させる転職希望者のクロージングトークの実例
【人材紹介事業新規立ち上げセミナー】
2023年4月25日(火)12:00~15:00
TKP東京駅カンファレンスセンター
2023年4月26日(水)12:00~15:00
船井総合研究所大阪本社
<お申し込みはこちらから>
URL:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/098398
【人材紹介事業新規立ち上げセミナー】
2023年5月17日(水)12:00~15:00
船井総合研究所東京本社
2023年5月26日(金)12:00~15:00
船井総合研究所大阪本社
<お申し込みはこちらから>