【ターゲティング広告の基本】広告費を抑えたい経営者におすすめの広告を解説

 

いつもありがとうございます。船井総研人材ビジネスグループです。

皆さんは日ごろスマートフォンやパソコンなどを触っていて、いろいろな広告をご覧になっていると思います。
どういった広告を目にしますか?
例えばWebサイトを触っている中で、
「この間○○を調べてから○○の広告よくでてくるな…」「最近この広告多いな…」
こんな経験したことはありませんか?
そこで目にされた広告こそターゲティング広告なのです!!
こちらのページではターゲティング広告の仕組みと導入するうえで押さえておきたいメリット、デメリットをお伝えしていきます。
最後には、どなたでもカンタンに取り入れることができるターゲティング広告をおすすめさせていただきます!!

 

 

1.ターゲティング広告の概要の紹介

ターゲティング広告とは、
配信対象のユーザーをネット上の情報から絞り込んで(ターゲティング)広告を配信するというものです。
ちょっとした例をあげて説明していきたいと思います。
以下の図1のように男性がWebサイトでゴルフの商品に関して何度か検索したとしましょう。
すると、広告配信側はそのユーザーがゴルフ商品に興味のある人であると判断し広告を配信するようになります。
また、40代の男性ということから40代の男性の趣味趣向をとらえた広告を配信するようになります。
このようにしてユーザーの情報をもとに広告配信対象を絞り込めるのがターゲティング広告です。

 


図1ターゲティング広告のイメージ

 

ユーザーの情報といってもいろいろな情報がありますよね?上の例でいえばゴルフの商品の検索履歴であったり、性別、年齢、よく行く場所であったり…
ターゲティング広告には、どんな情報を使ってターゲティング(ユーザーの絞り込み)をするのかによっていくつか種類が存在します。
1.検索連動型広告
ユーザーが検索エンジンに入力したキーワードの情報をもとにターゲティングし、キーワードと関連している広告を配信します。別名リスティング広告とも呼ばれているものです。皆さんが日ごろ目にしている広告もこの広告が多いです!

2.デモグラフィックターゲティング
ユーザーの属性情報(性別、年齢、所得、職業等)をもとにターゲティングする手法です。

3.ジオグラフィックターゲティング
ユーザーの利用したWIFIやGPSの情報からエリア情報を取得し、そのエリア情報をもとにしてターゲティングをする手法です。

4.行動ターゲティング
ユーザーの購入履歴やWebサイトを訪問した履歴からターゲティングをする手法です。

5.コンテンツターゲティング ユーザーの情報ではなくWebサイトやアプリ上のコンテンツに合わせた広告の配信をする手法です。例えば、ケーキを特集したサイトであればケーキに関する広告を配信するというようなイメージです。

 

2.ターゲティング広告の導入におけるメリット、デメリット

 

 

ターゲティング広告を導入するメリット

ターゲティング広告を導入するメリットは3つあり、以下の通りです。

1. CV率のアップ
※そもそもCV率とは
Webサイト=コンバージョン(購入、申し込み)の達成度合いを表す指標です。
ターゲティング広告はここまでも説明してきましたが、ユーザーのネット上の情報をもとに、ニーズのありそうなユーザーに絞って配信できる広告です。
そもそも全く欲しくない、興味のなさそうな人には広告を配信しないので、自然とCV率は上がってくる傾向にあります。
また、こちらのページの最後でも詳しく説明しますが、ユーザー自身がニーズに気づけていない(潜在的なニーズがある人)に広告を配信することができるターゲティング広告も存在しています。

2.広告費の節約
上記のように、ターゲティング広告はニーズのありそうな層に的を絞って広告を配信していきます。
そもそも、いろいろなところに沢山広告を配信するわけではないので、費用が削減できます。
また、効果的に広告を配信し、CV率を高めてくれます。結果、高い費用対効果を期待できます。
ターゲティング広告は色々な広告手法の中でもムダな広告費をより節約できる広告となっております。

3.リターゲティングをすることができる
そもそもリターゲティングとは一度Webサイトを訪れたユーザーに再び広告を配信することで成約を促す広告の手法です。
ターゲティング広告では新しいユーザーを開拓していく以外にも、商品に興味を持ったが成約まではいかなかったユーザーに対してもネット上の情報をもとに再度アプローチして顧客の取りこぼしを効率的に防ぐことができます。

 

 

ターゲティング広告導入におけるデメリット

ここまで良いことばかりな印象のターゲティング広告ですが、メリットがある一方でデメリットも存在していることを忘れてはいけません。デメリットもしっかり押さえたうえで導入しましょう。

1.ユーザーに不信感、不快感を与えてしまうことがある
ターゲティング広告はユーザー情報をもとに配信していく広告です。ユーザーによっては監視されているかのように感じて不信感を覚えてしまう人がいます。
また、欲しいものの広告を表示してくれることを便利と感じる人がいる一方で、
一度調べただけなのに何度もしつこく広告が表示されることを不快に思う人もいます。
「気持ち悪い!」「この広告消したい!」「広告を無効にしたい!」とネガティブな印象持たれないように、
広告を表示されたユーザーの気持ちを考えたうえで、不快感を与えにくいようなデザインの広告を配信するとともに、配信頻度を適切に設定することも重要です。

2.Web広告、マーケティングの専門的な知識が必要
ターゲティング広告はユーザーのニーズをしっかりとらえて広告とマッチさせることができないと売上を上げていくことができません。
ターゲティング広告には、概要でも触れましたが多くの種類が存在しており、ニーズによってターゲティング手法を使い分けることでCV率を上げていくことができます。
しかし、Webマーケティングの知識が乏しいとそれらのターゲティング手法をユーザーニーズに合わせて上手に使い分けることができません。
また、ターゲティング広告は配信して終わりではなく導入後も広告の反応を分析、改善していくことが重要になります。
ターゲティング広告を上手に使いこなすためには、ユーザーのニーズに合わせて正しいターゲティングを選択し、配信後の分析改善をできるだけの専門的な知識が必要となります。
「それじゃあ弊社では導入しにくいな」「なんだか難しそうだな」
そんな風に思われた方は安心してください!!
そんな方でも簡単に導入して活用していくことのできるターゲティング広告を紹介したいと思います。

 

3.初めての方におすすめのターゲティング広告

今回おすすめするのはSNS広告におけるターゲティング広告です。
そもそもSNS広告とはSNSアプリ上で公開される広告です。

そんなSNS広告のどこがおすすめポイントなのかといいますと高精度のターゲティングを簡単にできる点です。
SNS広告は一般的なWebサイトにおけるターゲティングよりも格段に簡単になっております。
それはSNSにおけるユーザー情報の量と質に起因してきます。

 

図2 SNS広告と一般的なWeb広告の比較

 

不特定多数の人が利用しているWebサイトに比べるとSNSのユーザーは自身の情報を登録して利用しているため、ユーザー情報の精度が高くなっております。
これによってターゲティングを高精度で簡単に出来てしまうのです。
また、SNS広告ではCVに至ったユーザー情報をもとに類似したユーザーにむけて広告を配信することもできます。よって、自身がニーズに気付けていない潜在的な層にもアプローチすることができるのです。
SNS広告の中には、専門的なマーケティング知識がなくてもAIを用いてターゲティングを行い広告配信してくれるものもございます。ターゲティング広告を始めてみたいという方はまずSNS広告から初めてみてはどうでしょうか?

 

4.まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後にターゲティング広告について少し振り返ってまとめとしたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
ターゲティング広告とは配信したいユーザーを絞り込んで配信できる広告の事です。
ユーザーのネット上の行動情報、属性情報、エリア情報などを元に、配信対象ユーザーの絞り込みをおこなうため、よりユーザーのニーズにあわせて広告を表示することが可能です。
これによって高い費用対効果を期待でき、従来の広告方法よりも広告費を抑えることにつながります。
ターゲティング広告は専門的なマーケティング知識を必要とする広告ですが、SNS広告は一般的なWeb広告におけるターゲティング広告よりも、簡単にターゲティングすることが可能なのでおすすめです。
少しでも不安点やお悩みがございましたら、ぜひ「無料個別相談」よりお問い合わせください。
一般的なWeb広告運用からSNSの広告運用まで貴社に適した運用方法をお伝えします。

 

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