1.8月例会の概要
新型コロナウイルスに罹患された方、体調を崩されている方、影響を受けられている方へ、謹んでお見舞いを申し上げます。今回のコラムでは、8月25日にオンラインで開催された、「人材ビジネス経営研究例会」の主要内容をご紹介します。
「コロナの影響で求人に困っている」「営業が進まない」などのようなお悩みをお持ちの企業様が多いと思われますが、今回は人材ビジネス業界の最新動向やコロナ時期の求人開拓ために抑えるべき重要事項をお伝えします。
2.研究会コンテンツ①:船井総研講座
船井総研講座では人材ビジネス業界の最新動向および中小企業の営業マンの生産性アップポイントを解説しました。コロナ第二波の影響を受けて、2020年5月~8月の人材ビジネス業界の最新の動向は下記でございます。
- ・有効求人数は回復傾向にあったが、第二波の影響でさらに減少傾向にある。
- ・【派遣】業種から見ると、サービス・生産・運搬・清掃・包装などが大きな影響を受けている。
- ・派遣社員も在宅勤務を拡大し、大手で最大5割、ルール整備の動きも進んでいる。
- ・副業需要の動きが活発になっている。そのため、大手を中心に専門サービスの立ち上げも見られる。
(営業マンの生産性アップの2つの手法)
そのようなコロナ禍のなか、営業マンの強化・生産性アップが急務となっています。中小企業にとって、大手企業との差別化で最も重要な考え方は「自社だけが持つ独自の強み」ということです。その考え方をもとに、大手との差別化で必要なポイントについて弊社コンサルタントよりお伝えいたしました。
3.研究会コンテンツ②:ゲスト講座
今例会のゲスト講座には、株式会社ROXXの佐々木英雄氏と株式会社スタジアム赤沢峻氏にご登壇頂きました。
佐々木氏は求人開拓の「アウトバウンド」と「インバウンド」という2つの手法およびそれぞれのメリットとデメリットを紹介してくださりました。そして、コロナウイルスの流行による①求人案件の数の減少、②採用人数の枠の減少という課題に対して、求人データベースの活用の有効性もお話し頂きました。
(求人開拓の2つの手法)
一方、株式会社スタジアムの赤沢氏は、コロナウイルスの影響で採用市場の変化に対して、働き手からの要請のポイントとして「コロナ対応に関し、募集時に遠隔面談を利用する」ことを強調頂きました。そして、今の時代に応じる新しい募集ルート、人材派遣会社様の運用成功事例を詳しくご紹介頂きました。
(オンライン登録の運用フロー)*赤は新しいルート
4.研究会コンテンツ③:情報交換会
情報交換会では人材派遣・紹介・アウトソーシング企業を対象として、職種・地域を問わず参加し、情報交換を行います。今例会は100名超の企業様が参加し、7グループに分かれコロナ時期の課題や情報を共有しました。この度、参加者である企業様は事前事例シートを記入し、それぞれの会社紹介、強みと悩みを共有した後、解決策について議論しました。
5.まとめ
人材ビジネス経営研究会は、継続的に情報収集を行うことができる会員制の勉強会です。経営研究会で、「どんな企業と情報交換ができるのか」「どんな情報を得られるのか」を実際に体験いただいた上で、ご入会の判断をいただきたいと思っているため、無料お試し参加を受付しております。
こちらからお申し込みが可能です。
⇒https://www.funaisoken.co.jp/study/100566
是非、この機会にお申込みくださいませ。