明日からできる!Analyticsを活用したIndeed攻略法大公開!

今回のテーマは「求人原稿の効果測定と改善策」です。普段のセミナーでは様々なWebマーケティング手法を紹介しているものの、実際には「日常業務が忙しく、調べる時間がない」「Webマーケティングって難しそうで、なんとなくとっつきにくい」というレベルで、求人原稿の良し悪しを判断したり、実際に改善するまで取り組めていない会社様も多いのではないでしょうか。そこで今回は、普段の講座の中ではなかなか紹介しきれない、Webマーケティングの実践的なテクニックについて手順を追ってご説明したいと思います。
人材ビジネスで成功するためには、Webマーケティングへ本気で取り組み、応募導線で最も重要な求人原稿をブラッシュアップしていくことは今や必須と言えるでしょう。
業界全体を見回すと、そこまでWebマーケティングにエネルギーを注げている会社様も多くはない印象を持ちます。この機に是非、Webマーケティングを深耕していただければと思います。

求職者の応募プロセス

Webサイトから求職者は掲載されている求人原稿を見て、応募するかどうか判断していきます。
もちろん一番重要なのは、自社サイトへの流入を増やすことに他なりませんが、サイト流入の母数が増えれば増えるほど、実際に案件に求職者が応募してくれるかどうかが重要となってきます。特にindeedにより、集客が容易になっているからこそ、求人原稿の改善は取り組んでいただきたいテーマです。
今回は、特に「求人案件」の効果測定方法や改善テクニックをご紹介します。

求人の良し悪しと求人原稿の改善

早速、求人原稿の効果測定方法に関してご説明させていただきます。「何をもって求人原稿の良し悪しを判断するのか。」ですが、一つの目安は200回閲覧されて、応募が発生しているか否かです。コンバージョン率で表現すると0.5%が一つの目安になります。基礎的な話にはなりますが、ここではグーグルアナリティクスを活用したコンバージョンの測定方法と、良い求人原稿と悪い求人原稿の判断方法についてご紹介します。

1.グーグルアナリティクスで目標設定を行う。
※設定していない会社様はこの機会に設定してください。

まずはグーグルアナリティクスで、応募数を集計できるように、コンバージョンの設定を行いましょう。
(以外と設定していない会社様も多いです。)
まずは、グーグルアナリティクスの管理画面にログインし、「管理」を選択します。

次に「目標」を選択します。

「新しい目標」ボタンを押します。

「フォームの送信」を選択します。

測定するコンバージョンに名前を付け、「到達ページ」を選択します。

到達ページにはいわゆるサンクスページ(応募フォームを送信した後に、「ご応募ありがとうございました。」と表示されるページ)のURLをドメイン抜きで記入します。
例:「http://www.funaisoken.co.jp/thanks.html」ならば「/thanks.html」と記入
※全ページに共通で記載されている「http://www.funaisoken.co.jp」の部分がドメインと呼ばれるものです。

最後に「保存」して設定は終了です。(念のためご紹介しましたが、残念なことに過去に渡って測定結果をさかのぼることはできません。)

2.管理画面の「行動」「サイトコンテンツ」「ランディングページ」で情報を表示する。
※今回はindeedの利用を前提とし、サイト訪問者が最初に見たページである「ランディングページ」を表示させます。

ここからが、求人案件ごとのアクセス解析になります。まずはアナリティクスにログインし、左端にあるメニューから「ランディングページ」を選択します。Indeedでの集客がメインである場合、求職者が初めて目にするのは「求人原稿ページ」になります。ここでいう「ランディングページ」とは「ユーザーが一番最初に目にしたページ」を意味するので、今回はここからデータを見ることにします。

3.アクセス数の多い求人案件を特定する。

ランディングページを選択すると、サイト内のページURLの一覧が表示されます。ここで、右端に注目すると、先ほど設定した「目標」が「コンバージョン」として表示されるようになります。

初期の設定では、各ページへのアクセス(セッション)が多い順に表示されているので、上から順にアクセスの多い求人原稿を探していきます。サイトによって仕様は異なりますが、通常は求人IDがURLの最後に付いている場合が多いので判別も容易です。

さて、ここまででどの原稿にどれだけアクセスがあり、応募の有無も確認できるようになりました。ここから先は、このアクセス状況を元に、改善をしていくことになります。様々な判断基準はあると思いますが、下記に改善例をいくつか記載します。

改善例1

「200以上のセッションがあるが、応募が無い案件のタイトル・原稿を見直す。」
Indeedで集客している場合、求職者がindeed内で見るのはタイトルです。なので、コンバージョン率が低い案件については、タイトルと求人の中身に不一致が発生していたり、求人原稿が文字だらけで見にくく(特にスマホ)、ユーザーが直帰してしまうなどの原因が考えられます。スマホ片手にindeed経由で自社の求人原稿を一度見てみることをお勧めします。あとは、ユーザー気分で見づらいと思う箇所を直していきます。

改善例2

「応募が発生している案件には目印記号を入れ、indeedで特別キャンペーンを作成する。」
これはかなり細かいテクニックになりますが、予算が少ない会社様には特におすすめの手法で、応募が発生している案件だけを寄せ集めて、indeedで特別キャンペーンを作るというものです。応募の発生している人気案件の原稿のみに特定のキーワード、たとえば「★人気案件★」などを挿入し、indeedの管理画面から「★人気案件★」だけを指定して、キャンペーンを作るというものです。「そもそも、不人気の案件に集客しても意味がないだろう!」と少し投げやりになって行った手法ですが、なかなかの効果を発揮してくれます。

改善例3

「コンバージョン率が低い案件はindeedへの露出を無くす。」
先ほどの手法とは真逆で、今度はコンバージョンに至らない案件を非掲載にする手法です。同様に特定の記号を入れて、indeed管理画面で除外設定をします。具体的にはindeedの管理画面で、案件ごとにキャンペーンを組めるページがあるのですが、そのページでキーワードの先頭にマイナス「-」をつけると、除外設定になります。

求人原稿の改善は、今までなんとなく行っていた会社様も多いのではないでしょうか。中々つかみどころのないポイントではありますが、アナリティクスを活用することで、良し悪しの目安をつけることが可能です。意外と自社サイトの原稿をスマホで見ることも少ないと思うので、思うような結果が出ていない原稿については、一度ユーザー目線で確認してみてください。

 

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