“一次募集”と”二次募集”


今回は、「人材募集」という視点から、私どもが日頃コンサルティングの中で感じている、”一次募集”と”二次募集”の違いを見ていきたいと思います。

 

今後、より重要性を増す ”一次募集”

大手広告媒体を利用しての人材募集を「二次募集」と呼ぶことにしましょう。それに対して、「一次募集」とは、自社の運営する求人メディアに、求職者を直接呼び込むことをいいます。

「二次集客~応募」と「一次集客~応募」の流れを図に表すと次のようになります。

 

図1:二次集客から応募までの構造

 

これに対して、一次集客の場合は、下図のような構造になります。

図2:一次集客から応募までの構造

 

あえてシンプルに表現している部分もありますが、多くの「非効率」が解消されます。主なメリットは3点です。

1. 自社の投下したい広告費用を、余すところ無く人材募集に充てられる

例えば、大手広告媒体Rに50万円を投下するとします。しかし、現実にその50万円は”サイトへ”の集客に利用されます。決して、”自社の案件へ”の集客ではありません。加えて、その50万円からはサイトの運営・改善のための費用も捻出されることでしょう。もちろん、自社のメディアを持てば、運営に少なからずの手間はかかります。しかし、人が来るか来ないかの博打感は確実に減るのではないでしょうか。


2. 大手媒体の中で求人同士を比較・同時応募されるリスクが減る

今やスマホ片手に仕事を探すのが当たり前の時代です。職種や雇用形態によっては、複数求人の比較・同時応募も当然です。特に大手求人媒体では、綺羅星のごとく輝く人気案件の隣に、募集に困って急遽出した不人気案件が掲載されていることもしばしばです。

求職者に多くの選択肢を提示することはそれなりに意義があります。しかし逆に、求人同士の比較を容易にし、優良案件(に見える求人)へ応募は一極集中します。人材紹介の意義の一つは、「ネームバリューは無いが優良な企業」へ人材を供給することではないでしょうか。

このように、比較しやすい時代では、応募はネームバリューのある会社に集中します。ですが、自社のメディアに誘導した場合は、自社の持つ案件の中で比較が行われます。結果として、大手媒体よりも募集効率は良くなります。


3. より高い効率を求めて、PDCAを回すことができる

外部の媒体に求人を載せる際、PDCAとは「文章の書き方」「写真の移り」ばかりに終始していませんでしょうか。しかし、自社のメディアに自社の広告運用で集客している場合は、「サイトの見易さ」「エントリーフォームの項目」「掲載写真のABテスト」「リスティング広告からindeed広告への切り替え」「Facebook広告配信対象の変更」など、多くの面で試行錯誤が可能になります。自社の努力の分だけ効率は着実に改善されていきます。

少し長くなりましたが、一次集客がこれからの人材ビジネスのポイントになることをご理解いただけたでしょうか。

さいごに

今回は、「人材募集」という観点から今後さらにポイントになってくる「一次募集」について触れました。
人材不足が叫ばれる昨今、世の中の求人媒体には溢れるほどの求人情報が存在しています。
その中で差別化を図っていくためには、いち早くこの「一次募集」を攻略していく必要があるのではないでしょうか?

 

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